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木肌　といえば　

普通は　木の樹皮の表面のことをいうのかも知れませんが

自分の場合は　板の表面の表情のことを言ってます

しかも　木目など視覚的なものというよりは

どちらかというと　触覚的な表情のこと

それは　広葉樹を扱っているときより　針葉樹の時の方が

さらに　強く意識させられます

針葉樹の板の　触覚的表情というのは　本当に繊細で

人で例えれば　赤ん坊の肌　

鉋のキレを高めると　それは　さらに繊細になります

写真は　青森ヒバの追い柾で　特に目を引く木目はありませんが

手に吸付くような　肌理細やかさがあります

ちなみに　濃茶のところは　クルミ(広葉樹）の木象嵌です