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PCの写真を整理してたら 懐かしい相棒の写真が出てきた
オショー という
彼とは約20年の付合いで 写真は 寿命尽きる半月ほど前のもの
この数日後には 完全に立てなくなり
その後 二週間近く寝たきりをして 老衰死
自分は その間 バカみたいに甲斐甲斐しく 介護をしたけど
今でも そのことが悔いとして残ってる
実は 彼は 立てなくなる直前に 二度死のうとしている
一度は 用水路の中で もがいているのを 助け上げた
二度目は その用水路の流れを しばらく見ているうちに
ゆっくりと脚を踏み出して 入ろうとした 自分はとっさに それを止めた
その後 寝たきりで 彼の目は 優しくなくなった
なぜ 死なせない? 細く開けた目は そう言って
自分はただ 介護まがいの無駄な行為でしか 応えられなかった
結果 彼は 死の直前に苦しんだ
未練たらしい人間とは違う
彼は 自分の死期を悟って その準備をしようとした
たぶん それは 彼らの野生の本能で
そして それが 最初で最後の自由
一生 縄でくくったあげく それすら奪うは あまりに惨い…
合掌
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